今回のベストショット‼
でっつ‼(爆) ( ´ ▽ ` )ノ
今回は、半分はお散歩ブログで、半分はグルメブログでつ。 ( ̄  ̄)b
この日は仕事がお休みだった為、趣味のお散歩で都営三田線の本蓮沼駅からJR赤羽駅まで歩いてみることにしましたよ。
距離は最短で2キロちょっと。これだと物足りないので、都営桐ヶ丘団地を散策しながら歩きます。
本蓮沼から約7分程で桐ヶ丘団地周辺に到着。。。
今は桐ヶ丘団地ではなく、桐が丘アパートって呼ぶのかな!?
この辺りは旧陸軍関連施設の跡地で、1957年~1975年(昭和32年~昭和50年)にかけて都営桐ヶ丘団地として造成されました。
この頃は、高度経済成長期や都内の人口増加に伴い、都内を中心にマンモス団地が次々に建設された時期でもありますね。
私の地元、高島平団地もこの頃の1969年(昭和44年)に着工されています。
この桐ヶ丘団地は、当時、都内でも最大級の団地で、146棟、5000世帯が生活していたそうですよ。
最初に建てられた棟は、すでに50年以上経つのでしょうね。
団地内には新しく建て替えられた棟と当初建てられた棟の両方が建ち並んでいます。
古い物は本当に古いですね。
これなんか、国の定める耐震基準を満たしているのかなぁ~
現在、都では都営桐ヶ丘団地再生計画が進められているようなので、古い棟は順次建て替えられるのでしょうけど・・・。
桐ヶ丘中学校に沿った道に出てみると、閉まったままの大きな小売店の前に出ましたよ。
”桐ヶ丘小売市場”と書いてありますねぇ。
その様相から以前はかなり賑わっていたことが伺えますが、かなり前に閉店しているようです。
団地内を抜けて反対側の道に出てみると、今度は”桐ヶ丘中央商店街”という文字が・・・。
こちらは、まだ、数軒のお店が営業しているようですね。
で、中に入るとこんな感じ・・・。
ほとんど、シャッター街となっています。
寂れているというより、ほとんどゴーストタウンですよ。
昭和40年代はこの辺りも子供たちの元気な声で溢れていたのでしょうね。
今はたまに見かける人もほとんどがお年寄り。
マンモス団地に暮らす人々の高齢化現象を目の当たりにした気がします。
この商店街に1軒のおもちゃ屋さんを発見!!
ちょっと、お店の前まで行ってみることにしました。
店頭にあるのは、カラーボール、フラフープの輪、風車、発泡スチロール飛行機、そして、一世風靡したゲイラカイト!!
ここだけ時間が止まっている!!
まるで、タイムスリップでもしたような感覚!!
これ、展示物ではなく商品ですからね。
そして、団地内にある町中華のお店を発見しましたよ。
時計を見ると、すでに午後1時36分。。。
ここで、昼食を摂ることにしました。
お店の名前は「中華料理 栄華」!!
ネットで「栄華」の意味を調べると
【栄華】栄えときめく事。権力や富貴を極めている事。
と出ています。
しかし、なんと、因果な名前。今の桐ヶ丘団地とは間逆ですよね。
たぶん、開店当時はこの近辺も活気があり、希望に満ちた人々で溢れていたんだと思いますけど、今はそんな気配はこれっぽっちもありません。
外に出ていたセットメニュー。
うんうん、良心的な価格でいいですね。
店内に入ると、店主と思しき70代の男性と常連さんであろうご隠居さん3人が相撲談議の真っ最中。
その後ろで女将さんと思しき、やはり70代の女性が静かにその話を聞いております。
どうやら、ご夫婦2人でお店を切り盛りしているんですね。
普段見掛けない私が入って来たため、一瞬、相撲談議は止まるものの、また、すぐに話は再開され盛り上がります。
「え~と、何にしようかな。もつ煮込みやまぐろぶつ切りなんかもあるんだ。まるで、居酒屋さんメニューだな。」
そして、多少悩んだ挙句、表の立て看板にも書かれていた「ラーメン、半チャーハン」のセットを頼むことに。
ラーメン+半チャーハン(750円)
いやぁ~、何の変哲もないこの景色いいなぁ~
もう、何十年も変わらないんだろうね。
具は、チャーシュー、メンマ、ナルト、小松菜。
そうそう、昔、うちの近所にあった中華屋さんのラーメンにも小松菜が入っていたっけ!
今は青物が入っているラーメンって少ないよね。
スープはゲンコツと鶏ガラかな!?
啜ってみると、豚っぽい力強い風味がある。
麺はやや柔らかめではあるけれど、決して伸びているわけではない。
少し平べったくて、ツルリとのど越しがいいね。
このスープにこの麺は合うな。
具は、玉子、ナルト、ねぎ。チャーシューは入っていない。
でも、そんなの、どーでも良くなってきている。
要はチャーハンはバランスだし。
しっとり系だけど、ぜんぜん油っこくない。
これならお年寄りにも好評だろうね。
ちゃんと、お新香が付いているのも嬉しい。
最近は半チャンラーメンにお新香を付けないお店が多いからね。
全体的にはごく普通のラーメンとチャーハンだけど、この桐ヶ丘団地というバックグランドを考えると、これで良いと思うし、こうでなきゃ駄目だとも思う。
この地で昔からの味が守られているという事が大事なんだし。
お店を出て、赤羽駅まで行く途中、隣接する赤羽台団地にも寄ってみた。
ここは先程の桐ヶ丘団地とはずいぶんと雰囲気が違う。
何と言うのかなぁ~。一言で言うと”近代的”というのか。
こちらは旧日本住宅公団(現UR都市機構)だからだろうね。
もう、赤羽駅はすぐそこだ。
◆今回紹介したお店の情報(地図)