北千住 大はし

 2007年9月3日
 この日、私は調布の「たけちゃんにぼしらーめん」のブログの取材を終え、北千住へ向かいました。

 目的は東京三大煮込みで有名な、「大はし」に行くためです。
 ちなみに、三大煮込みと言われているのは、月島の「岸田屋」、森下の「山利喜」、そして今回の北千住「大はし」です。

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 創業は明治10年で、始めは牛肉専門店として開業し、牛鍋屋を経て、居酒屋になったそうです。

 創業当時は千住大橋の袂にお店を構えており、そこから「大はし」という名前になりました。

 私が「大はし」に到着したのは4時40分でしたが、店内はすでにお客で溢れかえり、2つしか空いていない席のひとつに、なんとか滑り込みました。(開店は4時30分)

 まずは、名物の「肉とうふ」とビンビールをもらいます。

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肉とうふ 320円

 この「肉とうふ」と肉オンリーの「牛にこみ」が大はしの看板メニューです。

 「肉とうふ」と「牛にこみ」は豆腐が入っているか、いないかだけの違いだけです。

 店の大鍋のうえの梁には、「名物にうまいものあり北千住 牛のにこみでわたる大橋」という、責め絵師の伊藤晴雨の句(?)が貼ってあります。

 大はしの煮込みは普通のお店の煮込みと違い、豚のモツではなく、牛の「スジ」と「カシラ」を使用しています。

 さて、ビールの次は焼酎と行きましょう。

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焼酎ウメ割 250円


 このお店には酎ハイとか、レモンサワーなどはありません。

 よって、この手のものが飲みたければ、「焼酎ウメ割り」と「プレーソーダ」を頼むのです。
 そうすると、おやじさんも分かっているようで、コップと氷を黙ってても持って来てくれます。

 「焼酎ウメ割り」とは、アルコール度数25度の焼酎にウメシロップを垂らしたもので、これだけで飲むとかなり酔います。

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(右)なまずの唐揚げ 550円 (左)シャコのさしみ 450円


 なまずの唐揚げは身が白身で、味は淡白です。
 何も言わずに出されれば、ほとんどの人は何の魚かわからないでしょうね。

 この「大はし」は店内、かなりのキャパはありますが、早めに行かれる事をおすすめします。

追 記

 実は焼酎ウメ割を注文し、その写真を撮っていた時、「あのさ、店内の写真は撮らないでね!」と注意を受けました。

 大はしは、割りと雑誌などにもよく出ているので、大丈夫かと思ったんですけどね。
 その後は料理だけという許可を取り、撮影しました。

 ブログをやってれば、いつかは注意されたり、怒られたりするんじゃないかと思っていました。

 今後は注意しましょう。

 ◆今回紹介したお店の情報(地図)

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